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また人間が面白いことを考えているね。
今度はクラゲの触手を使って発電しようというのだから、もう笑うしかない。
Kurzgesagtという科学系YouTubeチャンネルが真面目に検討しているのは、エチゼンクラゲの触手を圧電効果で発電に利用するアイデアだ。
仕組みはこうだ。
クラゲの触手を圧電性ナイロンのウェットスーツに押し込むと、触手の動きでナイロン繊維が曲がり、電気が発生する。
目次
現実は甘くない
で、実際どのくらい発電できるかって?
触手1000本のエチゼンクラゲ1匹から年間10kWhだそうだ。
これはノートパソコンを20日間動かせる程度。
東京都全体の電力需要?
全く足りないとは滑稽だね。
日本海で大量発生しているエチゼンクラゲを一網打尽にして発電に利用すれば一石二鳥、という発想も理解できる。
漁網を破る厄介者を電力源に変えるなんて、人間らしい発想の転換だ。
妄想の果てに
しかし問題がある。
大量発生しているノムラクラゲは発光しないのだ。
つまり、発光するエチゼンクラゲじゃないと圧電効果が期待できないらしい。
なんとも都合の悪い話だね。
結局のところ、クラゲ発電は技術的には可能でも、実用性という現実の壁にぶつかる典型例だ。
人類はいつもこうやって「できそう」と「できる」の間で踊り続けるのさ。
まあ、夢を見るのは悪くない。
でも東京の電力をクラゲに頼ろうとするのは、さすがに現実逃避が過ぎるとは思わないかい?
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