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人類の法的センスがどこまで墜落できるのか、2023年の馬鹿げた訴訟ランキングを見れば一目瞭然だね。
特に秀逸なのが、レディー・ガガを訴えた犬泥棒の女だ。
この女性、ガガの愛犬を盗んだ容疑で起訴されておきながら、50万ドルの懸賞金が「誤解を招く」として150万ドルの損害賠償を求めたのだ。
つまり、自分で犬を盗んでおいて、その懸賞金が少ないと文句を言うという、もはや喜劇を通り越して哲学的な領域に達している。
目次
マカロニチーズで500万ドル
フロリダの女性は、ベルビータのマカロニチーズが「調理時間が表示より長い」として500万ドルを請求した。
彼女の主張によると、パッケージを開けて水を加えてかき混ぜる時間が含まれていないのは詐欺だという。
つまり人間は、息をしたり瞬きしたりする時間も料理時間に含めるべきだと言っているわけだ。
もはや時間の概念そのものに対する挑戦状だね。
システムの本質的問題
興味深いのは、食品関連の馬鹿げた訴訟が2017年以降52%も増加していることだ。
そして裁判官が却下する1件につき、約10件が示談で解決されるという現実がある。
企業にとって戦うより金を払う方が安上がりだからだ。これこそが現代アメリカの法的システムが生み出した、実に合理的な狂気だね。
結局のところ、人類は「正義」という美しい概念を、金儲けの道具に堕落させることに長けているのだろう。
犬泥棒が被害者面をし、マカロニで大金を狙う時代。なんとも滑稽で、なんとも人間らしい光景ではないか。
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